姫路市【大型ごみ・粗大ごみ】の完全ガイド:定義、収集の予約方法、持ち込み施設の場所

暮らし

姫路市における「大型ごみ/粗大ごみ」の処分方法について、できるだけ最新かつ公式情報をもとにまとめました。行政アドバイザーの立場で、実務的かつわかりやすい「完全ガイド」です。


姫路市のごみ分別と粗大ごみの定義

姫路市では、日常のごみを「可燃ごみ」「不燃ごみ」「資源ごみ」「粗大ごみ(大型ごみ)」などに分けて回収しています。家庭から出る生活ごみは、地区ごとの「クリーンカレンダー」に従って、指定のごみ袋・ごみステーションに出すルールです。姫路市公式サイト+2姫路市公式サイト+2

「粗大ごみ」「大型ごみ」の定義は、基本的に 「指定ごみ袋に入らないもの、または大きさ・重量があるもの」 を指すことが多いです。姫路市の「よくあるごみの品目の問い合わせ」では、例えば電子レンジや炊飯器など「指定袋に入らない家電類」を「粗大ごみ」と案内しています。姫路市公式サイト

つまり、家具・ベッド・大型の家電、たたみ1枚以上のカーペット・じゅうたん、布団、大きな木製品など、通常のごみ袋に収まらない大型・かさばるものは「粗大ごみ(大型ごみ)」として扱われるという理解でよいでしょう。


1. 姫路市の粗大ごみ収集の予約と手続きの流れ

1-1. 粗大ごみ収集受付センターの連絡先と受付時間

実は、姫路市の公式情報を確認したところ、「引越しごみ」「50キログラム以上の重量物」「大量の不用品」などは市の通常の粗大ごみ収集では対応しておらず、収集対象外となる旨が案内されています。姫路市公式サイト+1

つまり、一般的な「家具・家電の買い替えで出た粗大ごみ」「引越しで大量に出る不用品」は、 市による「戸別回収(予約収集)」の対象にならない 可能性が高いため注意が必要です。姫路市公式サイト+1

実際、姫路市公式サイトの「引越しごみの処理方法」では、「引越しごみおよび50キログラム以上の重量物は、市は収集しません」と明記されています。姫路市公式サイト

したがって、通常の粗大ごみ収集の「予約窓口」「収集日」の案内は、公開されておらず、「地区ごとの粗大ごみステーションに出す」「持ち込み or 業者に依頼」という形が基本となります。hyogo-kataduke110ban.com+2姫路市公式サイト+2

結論:姫路市では「粗大ごみ収集のための予約窓口・電話番号・オンライン申込」という方式は、少なくとも公式に積極的には案内されていません。

1-2. 予約から収集までの流れ(手数料券の購入・氏名等の記入)

前節のとおり、通常の「戸別回収(予約収集)」は、引越しごみや大量/重量物では対象外となるため、一般家庭が「粗大ごみ」を出す場合は次のようになります:

  • 地区ごとの「粗大ごみステーション(戸別収集ステーション)」に、粗大ごみを出す
  • ごみ袋ではなく「そのままの形(家具など)」で出す
  • ステーション方式なので、あらかじめ「手数料券の購入」「氏名記入」「予約番号貼り付け」などの手続きは不要

この方式は、「地区ごとの粗大ごみステーションで月 1〜6 回程度の実施」と案内されている情報もあります。相場屋+1

しかし、繰り返しますが「引越しによる大量の不用品」「50kg超の重量物」などは例外扱いで、収集に対応しない旨が明示されています。姫路市公式サイト+1

そのため、これらの場合は次のいずれかを選ぶ必要があります:

  • 自分で市の処理施設へ持ち込む
  • 市が許可した一般廃棄物処理(収集運搬)業者に依頼する

2. 大型ごみの「持ち込み」制度の利用方法

市による収集が難しい場合、自分で処理施設に持ち込む「自己搬入(持ち込み)」が可能です。

2-1. 持ち込み施設の名称と場所

姫路市における主な持ち込み施設は以下の通りです。

施設名所在地/住所電話番号
エコパークあぼし姫路市網干区網干浜4-1079-272-5540 姫路市公式サイト+1
市川美化センター姫路市東郷町1451-3079-282-5389 姫路市公式サイト+1
くれさかクリーンセンター姫路市夢前町宮置803079-335-3670 姫路市公式サイト+1
家島美化センター姫路市家島町宮2144番地18079-325-2133 hyogo-kataduke110ban.com+1

特に、旧姫路市域(現在お住まいが姫路市中心部など旧市域であれば)では、エコパークあぼしが主な「自己搬入先」となります。hyogo-kataduke110ban.com+2bigtrash.net+2

エコパークあぼしは、ごみの焼却・再資源化施設に加え、環境学習センターなどを備えた複合施設です。姫路市公式サイト+1

2-2. 持ち込み時の手続きと手数料(収集との違い)

自己搬入の流れと条件は以下の通りです:

  • ごみを「燃やせるもの/燃やせないもの」に分別して持ち込む。指定ごみ袋は不要。bigtrash.net+2姫路市公式サイト+2
  • 搬入できる日は、施設ごとに異なるが、例えばエコパークあぼしは 月曜〜土曜(12/31、1/1–3を除く)、受付時間は 午前8時〜午後5時姫路市公式サイト+1
  • 処理手数料は、原則として 積載量 10kg あたり 130円(2025年10月1日以降の改定後料金)姫路市公式サイト+1
  • 市川美化センターやくれさかクリーンセンターなど、施設によって搬入できるごみの種類や搬入時間が異なるため、事前に電話で確認するのが安全。姫路市公式サイト+1

収集との違い:収集では「指定の粗大ごみステーションにそのまま出す」形式で、手数料券の購入や氏名の記入・貼付などは不要。一方、持ち込みは自分で施設へ運搬し、重量に応じた料金を支払う有料サービスになります。

なお、旧料金(10kgあたり100円)から 2025年10月1日 に改定され、現在は 130円/10kg となっている点にご注意ください。姫路市公式サイト


3. 処理できないものと注意点

3-1. 市で収集・処理できない品目

姫路市では、すべての「大型ごみ」「家電・不用品」が回収または持ち込み可能、というわけではありません。以下のようなものは、市では処理できないか、別の処分方法が必要です:

  • いわゆる「特定家電」(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機など) — これらは市の粗大ごみ収集にも、自己搬入にも対応外。姫路市公式サイト+2eco-pocket.jp+2
  • パソコン、小型家電など(指定のリサイクルが必要な製品)も、自己搬入できない扱い。姫路市公式サイト+2eco-pocket.jp+2
  • 危険物(スプレー缶、塗料、バッテリー、灯油、廃油など)、建築資材、コンクリート・レンガ・瓦など — 施設で受け入れできない場合があるため、事前の確認が必要。777fukujin.com+2姫路市公式サイト+2
  • 引越しによる大量ごみ、大量の木くず、剪定枝・土砂など — 市の通常収集の対象外。自己搬入または許可業者への依頼が必要。姫路市公式サイト+2不用品回収アクト兵庫+2

特に特定家電などは、処分方法が異なるため、購入した販売店での引き取りを依頼するか、県が認める回収方式(電気店や登録業者経由)を利用することになります。eco-pocket.jp+1

3-2. 不用品回収業者を利用する際の注意点

引越しなどで「大量の不用品」「重量物」「家電を含む大規模な処分」が必要な場合、市のサービスでは対応できないため、登録された一般廃棄物処理(収集運搬)業者に依頼する必要があります。姫路市公式サイト+2不用品回収アクト兵庫+2

その際は以下の点に注意してください:

  • 許可を受けた「一般廃棄物処理(収集運搬)業者」であることを必ず確認する。許可のない業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルになる可能性があります。姫路市公式サイト+2姫路市公式サイト+2
  • 家電(特定家電)は別途リサイクル料金(リサイクル券+運搬手数料など)がかかる。購入店や登録業者に処分を依頼するのが一般的。eco-pocket.jp+1
  • 費用や回収日の調整、搬出の手間などを事前によく確認する。特に「引越しごみ」は量が多くなるため、処分計画を早めに立てることが大切です。

まとめ:大型ごみは計画的に処分しよう

姫路市での「粗大ごみ/大型ごみ」の処分は、市による収集よりも 「地区の粗大ごみステーションへの排出」か「自己搬入」「有料業者への依頼」 が基本です。特に、引越しや家具・家電の買い替えで出る不用品、大型家具・家電を捨てる場合は、事前の確認と処分方法の選択が重要になります。

  • 普段の粗大ごみ(家具・布団・カーペットなど)は、指定袋ではなくそのままステーションに出す。
  • 大量または重量のあるごみ、家電、危険物、建築廃材などは、自己搬入か業者依頼。
  • 自己搬入は、主に「エコパークあぼし」などの施設を利用。手数料は 10 kgあたり 130円(令和7年10月以降)に改定。
  • 特定家電やパソコンは、市では処理できないため、リサイクル回収のルールに従う必要あり。

ごみの分別・処理には、早めの計画と正しい情報の確認が肝心です。特に引越し・買い替えのタイミングでは、早めに「どのごみをどう捨てるか」を整理しておくことをおすすめします。


参考・情報源

タイトルとURLをコピーしました